![]() The story so far
1938年,南極大陸クィーンズモールドコースト。Uボートのクルー達が,多くの月日をかけてたどり着こうとしていた。今はない場所である,シュワ一べンランドオプレーションは,ナチガ極秘にしていた計画のひとつであった。ヨーロツパを含む世界全体が争いの渦に巻き込まれている中,へマン・ゴ一リングは部下達に特訓の任務を課した。その任務とは,ドイツ帝国が世界を支配するたれの究極の武器を入手する事だった。 彼らは,ノルウ工一人で捕鯨船の船長をしていた老人の,事実とは信じがたい話を頼りに,吹雪に覆われたその場所を探し求めた。そして,ついに彼らは老人の言つていた巨大な氷の洞窟にたどり着いたのだった。 その洞窟には,未知の星からやつてきた奇妙な形をした宇宙船の残骸があった。宇宙船には冷凍保存された物体が保護被膜によつて覆われていた。それらは人間の形をしているようだったが,異星人だった。宇宙船は何年も前地球に衝穾した。異星人達は,人類の想像をはるかに超えたエネルギーを持つ貴重な鉱物を探し求めていたのである。その鉱物があれば,いかなる機械といえども動かす事ができるという究極の物質である。まさに世界征服を企むナチにとってなくてはならない物であったが,そのありかを知るため,宇宙船に冷凍保存された異星人を眠りから覚まさなければならなかった。Uボートのクルー達は異星人が眠る保護被膜と宇宙船のマシーンのほとんどを祖国へ持ち帰った。 異星人は眠りから覚め,その天オ的な頭脳によって,すくに,人間とコミュニケ一シヨソを取る事ができた。異星人は,滅亡しかけた自分の星の事を語り,莫大なエネルギーを持ったVKを求めて,はるか銀河系を旅し,地球までやってきた事を話した。そして,そのVKが南極大陸の下にある事を明かした。 異星人は,自分を蘇らせてくれた見返りに,テクノロジーの秘密をナチに伝授した。しかし,戦争が続く中,南極大陸で秘密裏に設備を整え,鉱物を採取し,それを駆使して兵器を生み出すには,時間が足りなかった。 1944年,ドイツ帝国の狂気の野望は終焉を迎えつつあった。連合軍がノルマンデイーに上陸し,ドイツに向かっていたのである。時間との戦いに敗れ,ゴーリングの科学者達は任務を諦めざるを得なかった。 1944年9月,人類の歴史を永久に変える出来事が起こった。 新しく,かつ強力な兵器が戦暘に投入されたのだ。連合軍による念入りな計画は,対ドイツ戦において,ことごとく打ち砕かれ,何千人という兵士達が死亡した。東方前線では,新し武裝したナチ軍が,滞留し,ロシアの前進を食い止めていた。 太平洋では,日本軍が新技術を駆使して,東南アジアを再び征服し,オーストラリアに,日本軍の拠点を設ける事を企んでいた。 しかし,第二次世界大戦は終わり,新たな戦い,すなわち冷戦が始まった。 1945年3月,フランス人侵入工作員のラファエル・オデソ、ギトソの統率下にあった連合軍工作員が,シュロスアドラーに侵入する事に成功し,ドイツの最新技術とVKの存在に関する情報を盗みだした。 やがて,南極大陸では,その鉱物のありかを求め激しい戦いが展開される事となった。連合側は,鉱床のほんの一部を入手するために,いかなる苦労も惜しまなかった。そして,驚くほど短期間に,新しい科学の知識を獲得していった。連合国は,強大なドイツ帝国に対応するため新しく生きれた,中国・ソビエト連合とVKについての知識を分け合った。 1950年代初め,世界は三つの大きな勢力に分かれていた。 北アメリカ,ドイツ・日本,中国・ソ連という三つの勢力がそれ他の国々に影響を及ぼし,さらに勢力地図を拡げるため,争っていた。 連合や外交的な取り決めにもかかわらず,より殺人的な武器で武裝した非公式の軍隊が,次々と作られていった。老若男女問わず,自分達の目的を遂行するため,戦いの場を選ばなかった。そこは,南極大陸,砂漠,海上,海中,山岳地帯,市街地の研究所など,ありとあらゆる場所だった。 科学者,兵士,金で雇われた者,パルチザン(労働者・農民などで組織された非正規軍),スパイといった種種雑多な人々が戦った。 その世界では,危険と不安が常に渦巻いていた。 そのような世界状況こそが『ダスト』なのである! |